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2015年9月

9月の活動(主なもの)

1日
人権研修ツアー 1日目(徳島県阿南市)(*解説)
2日
人権研修ツアー 2日目(徳島県鳴門市、徳島市)
3日
さぬき市打ち合わせ(啓発冊子について)
4日
「網の目」オブザーバー参加(土庄町/小豆島町)
5日
倉敷市多津美公民館研修会
8日
さぬき市職員研修会
9日
しおや保育所打ち合わせ(研修会について)、電源開発と打ち合わせ(研修会について)
10日
電源開発㈱四国地区研修会
11日
三木町と打ち合わせ(意識調査等について)
14日
部落解放・人権政策確立要求香川県実行委員会総会
15日
「人権なっとく塾」3回目(JR四国本社)
17日
徳島県美馬市教育委員会研修会
18日
坂出市立坂出東部中学校保護者講演会
25日
三豊市打ち合わせ(研修会について)/しおや保育所職員研修会
27日
高知市布師田地区人権教育推進委員会研修会
29日
岡山大学法学部憲法ゼミ研修会/島根県松江市研修会1日目
30日
島根県松江市研修会2日目(労働局・JR四国・JR高松駅)

解説 人権研修ツアー

 「2015年人権研修ツアーin徳島」を9月1日から2 日に実施しました。「部落の起源『きよめ』を学ぶ」をテーマに、芝原生活文化研究所で木偶(でこ)箱廻(はこまわ)しの実演と講演を受け、充実した研修を深めました。
このツアーはバスによる一泊2日のフィールドワーク研修で、車中や宿泊先、夕食時での交流もあり、参加者には思い出に残る研修会となりました。1日目は阿南市で差別身元調査お断り運動を学ぶとともに市立柳島隣保館で研修後、地区内をフィールドワークし、明治以来の教育運動や消防活動など人権のまちづくりを学びました。夜は市内の居酒屋で交流し親睦を深めました。2日目は鳴門市賀川豊彦資料館で賀川の社会福祉事業の功績を学び、午後からは芝原生活文化研究所で箱廻しについて研修しました。箱廻しは木偶人形を入れた箱をテンビン棒で担いで各地を廻り、祝福芸を行なう伝統芸能です。人形操作や口上を一人で演じる人形浄瑠璃の一種です。徳島県内では1960年代に途絶えましたが、芝原地区の若者たちによって90年代に復活しました。箱廻しの中でも「三番叟」(さんばそう)や「えびす舞」などの演目は旧正月に各家庭を廻って幸せを祈願する祝福芸能で、昔から部落が担ってきました。理由は部落の先祖はきよめ役だったからで、「神の使い」と見られて松の内には各家庭に招かれました。
特定非営利活動法人香川人権研究所
〒763-0092
香川県丸亀市川西町南715-1
TEL.0877-58-6868
FAX.0877-28-1011
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