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2016年4月

 新年度が始まりました。
 新任の方、転任の方など人事異動のあいさつで連日、行政や学校、企業の関係者が事務局に見えられました。今年度もよろしくお願いします。香川人権研究所も事務局の女性職員が交替しました。新任者も前任者同様、よろしくお願いします。
■女性の日(4月10日) 1946年のこの日、戦後初の衆議院議員選挙で女性の参政権が実施されて39人の女性代議士が誕生しました。

【4月の主な活動】

6日
香川県による会計監査
8日
多度津町職員研修「自治体職員と人権問題」
11日
三豊市との協議(広報の啓発記事作成について)
18日
事務局会議
20日
四国学院大学留学生インタビュー
22日
県農政課との協議(体験型職員研修の実施について)/監査
24日
部落解放同盟香川県連合会大会
25日
監査/徳島県教組ヘイトスピーチ裁判傍聴支援(注)

徳島県教組ヘイトスピーチ裁判  人種差別を認定

「在特会」(在日特権を許さない市民の会)メンバーが2010年、徳島県教職員組合(徳島県教組)の事務所に乱入して元書記長の女性に拡声器で「朝鮮の犬」とか「売国奴」などと怒号と暴言を繰り返し、その様子を動画で配信しました。高松高等裁判所(写真)は4月25日、「日本人に対する行為ではあるが、在日朝鮮人支援者を委縮させる目的と効果があった」として「人種差別行為にあたる」との判断を示し、一審判決を変更しました。一審判決では県教組と元書記長への暴言行為のみが審議されて230万円の賠償金を在特会に課しましたが、高裁判決は「人種差別行為」を認定し賠償額も430万円に引き上げられました。関係者は、ヘイトスピーチの規制を求める国内外の世論が反映したものと受け止めています。
特定非営利活動法人香川人権研究所
〒763-0092
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