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2019年10月

研究所だより

10月の主な活動

10月6日 滋賀県から来客

    同封されていたバッジ
 滋賀県の女性二人が研究所を訪れた。香川県人権啓発展示室では、県内人権ゆかりの地を紹介したパネル、ユニバーサルデザイン製品について1時間近く話が弾んだ。二人は各地の人権資料展示施設の写真資料集を作成している。
 後日届いた礼状には、「運動やってたら楽しい、を広げたい思いでつくりました」と書かれ、バッジが同封されていた。二人は丸亀市で開催された識字学級の全国集会で来県していた。

10月25日 第34回香川県人権・同和教育研究大会

 同和問題をはじめ様々な人権課題の研究・教育について交流し、成果を共有して展望を拓くことを目的に開催され、約740人の教職員などが参加した。午前中は、部落差別解消法の趣旨を授業に生かす取組みについて、森実氏(大阪教育大学)が講演し、午後からは6つの分科会で報告や質疑が行われた。1985年から毎年香同教と県教委の共催で開催されている。第1回は1985年8月9日に高松市で開催され、「差別の実現から深く学びつつ、生活を高め未来を保障する教育内容を創造し、人権尊重の教育を徹底しよう」のテーマで寺沢亮一・全同教事務局長が講演し、午後から5つの分科会で報告や質疑が交わされた。

10月28日 専門学校生徒が体験型人権教育

 四国医療福祉専門学校(高松市)介護福祉学科の1年生は、「介護と人権」をテーマに体験型人権教育を実施している。この日は県社会福祉総合センターで高齢者疑似体験学習を行った。特殊ゴーグルをつけて視野狭窄や白内障など、高齢者独特の「見えづらさ」を体験。また、ヘッドホーンを付けて「老人性難聴」を、ひざやひじの関節にサポーターを巻いて関節の曲がりにくさを、手袋をはめて物がつかみにくい状態を体験した。体験後は、「これから高齢者に接する時は目の前に立ち、ゆっくりはっきり話す」「高齢者がゆっくり行動する理由がわかった」などの感想が出された。
 その後、最新の電動車いすや集音機など、介護福祉機器の体験学習を行った。

10月の活動(主なもの)

1日
三豊市LGBT啓発講演会
3日
美馬市教育委員会地域学習推進課研修会
6日
展示室見学者来館
12日
上天神文化祭
25日
第34回香川県人権・同和教育研究大会
30日
阿南市人権教育協議会研修会
特定非営利活動法人香川人権研究所
〒763-0092
香川県丸亀市川西町南715-1
TEL.0877-58-6868
FAX.0877-28-1011
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