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2019年2月

 研究所だより

2月の人権ダイアリー この日なんの日

2月9日 部落解放全国委員会、結成(1946年)

 京都で「部落解放全国委員会」(現部落解放同盟)が結成され、戦後の部落解放運動がスタートした。委員長・松本治一郎、書記長・井本麟之。水平社と融和団体の双方幹部が集結し、戦前の分裂による部落解放運動の弱体化を繰り返さないよう、被差別部落民の幅広い統一戦線を目指した。

2月10日 平塚らいてふ(らいちょう)誕生(1886年)

 「元始、女性は太陽であった」の名言は有名。平塚は婦人参政権をはじめ女性の人権確立のために活躍した。

2月28日 財田川事件 発生(1950年)

矢野伊吉(写真提供=四国新聞)
 香川県三豊郡財田村(現三豊市財田町)で一人暮らしの男性が殺害され、所持金が奪われた。1か月ほどして近所の谷口繁義(19歳)が別件逮捕され、半年後に強盗殺人罪で起訴された。谷口は警察で自白したが、裁判では無罪を主張し続けた。高松地裁丸亀支部は死刑を宣告、谷口の控訴は認められず1957年に最高裁で死刑が確定。偶然谷口の手紙を見た同支部の矢野伊吉判事は無罪を直感、精査の結果無罪を確信した。「無罪の谷口を救わねば」と判事退職後は弁護士として谷口再審に尽力した。1984年に再審無罪が確定し、谷口は奇跡の生還を果たした。狭山事件と同様に、偏見による別件逮捕と自白のみにたよった冤罪事件として大きな関心を呼んだ。
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