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2018年10月

 研究所だより

10月の人権ダイアリー この日なんの日

10月1日 「福祉用具法」施行(1993年)

 1993年10月1日に「福祉用具法」が施行された。障害者や高齢者の自立、介護者の負担軽減などのため、福祉用具の研究開発・普及を促進するのが目的で国・地方公共団体・事業者等の責務を定めている。
 香川県社会福祉総合センター(高松市番町)にある「福祉用具展示場なんでも館」では、最新鋭の車いすや集音機、靴、杖などの介護用品を体験できる。

10月7日 部落解放県共闘会議 結成(1977年)

 県総評など県内労働組合が「香川県解放共闘」を結成した。香川県教職員組合(香教組)と部落解放同盟は「勤務評定反対闘争」で共闘した経験がある。全日自労は解放同盟と関係が深く、失業対策事業打ち切り反対闘争で共闘した。自治労は、組合員が行政職員として同和行政に関わっている。戦前は1925年に水平社関係者が高松市郊外で製紙工場労組を結成、ストライキなどで労働条件改善を実現した。その後は水平社員以外も労働組合に参加、翌1926年には県水平社、製紙労働組合、農民組合の三者によるメーデーが開催された。香川では水平社、労組、農民組合の連携が強く「労農水三角同盟」と呼ばれた。

10月24日 県 同和教育基本方針策定(1974年)

 香川県教育委員会は同和教育基本方針を策定し、ポケットサイズにして関係者に配布した。
【県教委同和教育基本方針】
①同和問題は人類普遍の原理である人間の自由と平等に関する問題であり、憲法に保障された基本的人権にかかわるきわめて深刻にして重大な社会問題である。
②この問題を早期に解決するために国、地方公共団体は責任を持って取り組まなければならず、全ての国民的課題である。
③教育の目標は、差別をしない、差別に負けない、差別を許さない、強い信念の人間を育成することにある。
④以上の観点に立って学校や地域社会での同和教育、指導者育成に取り組む。
 現在は香川県人権教育基本方針となり、人権尊重の理念だけでなく実践力の育成を目的の一つにしている。

10月の活動(主なもの)

4日
善通寺市打合せ(研修会について)
9日
『網の目』行動 観音寺市
10日
『網の目』行動 直島町
11日
じんけんフェスタ2018打合せ/美馬市教育委員会研修会
12日
香川県健康福祉総務課研修会/高松市打合せ
13日
第35回香川県就学前人権教育研究集会
14日
日教組平和集会
15日
善通寺市人権・同和教育主任並びに学力・進路支援担当教員研修会
17日
『網の目』行動 県交渉
18日
大島青松園訪問(西日本夏期講座フィールドワーク依頼・下見)
19日
鳴門市識字学級研修会/ふれあいプラザにお打合せ(研修会について)
20日
香川人権研究所理事会
22日
さぬき市打合せ
23日
第33回香川県人権・同和教育研究大会
26日
丸亀市立あやうたこども園講演会/上天神文化祭
28日
香川部落解放・人権啓発センター センターまつり
31日
仲多度打合せ(研修会について)/善通寺市立西中学校打合せ
特定非営利活動法人香川人権研究所
〒763-0092
香川県丸亀市川西町南715-1
TEL.0877-58-6868
FAX.0877-28-1011
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