2017年11月

11 月の人権ダイアリー この日 なんの日
11 月3 日 日本国憲法が公布される(1947 年)
基本的人権(国民一人一人の生命、自由、幸福追求権を尊重)を定めた憲法が公布され、翌年5 月3 日に施行された。
11 月11 日 光田健輔氏らが国会証言(1951 年)
「ハンセン病患者の完全収容、そのための強制権限の付与、懲戒検束権の維持・強化、無断外出の罰則規定創設」(ハンセン病問題検証会議最終報告書)などを光田氏ら3 人の園長が国会で証言した。
11 月18 日 『部落地名総鑑』が表面化(1975 年)
全国の部落地名一覧を掲載した図書の購入を企業に呼び掛けるチラシを同封した匿名男性からの手紙が部落解放同盟大阪府連に届く。これをきっかけに企業での採用差別見直しが始まる。
11 月18 日 香川県人権啓発推進会議設立(1983 年)
■11 月19 日 北原大作二等兵、天皇直訴事件(1927 年)
陸軍大演習の最終日、北原泰作氏が軍隊内の部落差別を閲兵中の天皇に直訴した。
11 月20 日 国連「子どもの権利条約」採択(1989 年)
子ども権利条約のポイント
1 子どもは権利の主体である
2 子どもの意見表明権を保障する
3 子どもへの対応にあたっては子どもの最善の利益を優先する
4 親による虐待、放任、性的虐待を禁ずる
5 子どもが権利を行使できるように大人は指導する義務がある、など(「子ども」は18 歳未満)。
11 月22 日 「部落解放の父」松本治一郎氏(写真)が逝去(1966 年)

肺炎で亡くなった。寒気の中を悲報を聞いた人たちが次々に駆けつけ、自宅(福岡)前の電車道は人山ができて交通整理に追われた。翌12 月4日に部落解放同盟葬が国立京都国際会館で営まれて3,000 人が参列、内外から6,325 通の弔電がよせられた。
11 月23 日 自由人権協(JCLU)を設立(1947 年)
基本的人権の擁護を唯一の目的とする弁護士などによる公益社団法人で、表現の自由、知る権利や外国人の人権問題などの研究・提言、人権訴訟の原告支援などを行なっている。
11 月26 日 障害者基本法を制定(1993 年)
心身障害者対策基本法を全面改正し,「障害者基本法」が制定された。主な改正点は
1 精神障害者を身体障害者・知的障害者とともに法の対象とした
2障害者個人の尊厳とそれにふさわしい処遇の保障を権利として定めた
3障害者の社会参加(完全参加と平等)を基本理念として明記した。
3障害者の社会参加(完全参加と平等)を基本理念として明記した。
11月の活動(主なもの)
5日
| 人権意識調査研究会
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8日
| 連合香川第25 回定期大会
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9日
| 県教委人権・同和教育指導者養成講座
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10日
| 多度津町職員研修会
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11日
| 尾道人権擁護委員協議会研修会
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12日
| 中川文化祭/二軒茶屋文化祭
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13日
| 高松市人権・同和問題啓発講座
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14日
| 香川県農政課打合せ(研修会及び啓発冊子の打ち合わせ)
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16日
| さぬき市企業研修会/連合香川研修会
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17日
| 観音寺市幹部職員研修会
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18日
| 吉光文化祭
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19日
| 金山文化祭/姫路市地区総合センター北部グループ研修会
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21日
| 第17 回かがわ人権ゼミナール(1日目)
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22日
| 部落解放第35 回香川県講演会
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23日
| 姫路市砥堀二区総合センター研修会
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29日
| 仲多度3町職員合同研修会/平和労組会議打合せ
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