2017年9月

人権ダイアリー

9 月6 日 福田村事件 自警団が香川の売薬行商人9名殺傷(1923 年)

関東大震災発生5日目の1923 年9 月6 日、千葉県東葛飾郡福田村三ツ堀(現野田市)で利根川を舟で渡ろうとしていた行商団15 人
が警戒中の自警団員に襲撃され、子どもや妊婦など9人が殺害された。被害者は香川県三豊郡の売薬行商人たち、襲ったのは福田村と
田中村(現柏市)の自警団員たち。
震災発生後「朝鮮人による襲撃」とのデマが流れた。軍部は関東地方に戒厳令を敷き自警団に朝鮮人警戒を命じた。
竹やりなどで武装した団員は交通の要衝に立ち、言葉などで「怪しい朝鮮人」と決めつけると暴力をふるい、6,000 人以上の朝鮮人が殺害された(「自警団暴力事件」)。福田村事件は日本人が自警団暴力の被害者となった事例。「聞き慣れない讃岐弁で朝鮮人と間違われた」と事件現場住民は今も言う。当時は「朝鮮人は濁音が発音できない」と言葉で区別していたが、一行は鑑札(県発行の身元証明書)を持っていた。農村社会では「外」から来る行商人や飯場労働者、朝鮮人など「よそ者」を不審者扱いし、警察は不正行商人を見たら通報するように呼びかけていた。
福田村では「特に売薬行商人が宿泊する場合はその名簿を駐在所へ提出していた」(「野田市民俗調査報告書②」1997 年)。日頃の排外意識に加えて大震災による人心混乱、動揺、自警団員の群集心理、売薬行商への警戒、朝鮮人への差別意識などが複合して悲惨な結果になったと考えられる(注・犠牲者数は姜徳相『関東大震災』中公新書を参考にした)。
事件から80 年後の2003 年に「犠牲者追悼慰霊記念碑」が事件現場に建立された

9 月1日 労働基準法施行(1947 年)

労働者の基本的人権を保障する法的基礎

9 月8日 国際識字デー・

ユネスコによると、世界には働かなければならないなどの理由で学校に通えない子どもが約6,700 万人、学校に行けずに大人になり文字の読み書きができない人 (非識字者)が約7 億9,600 万人(世界人口の5 人に1 人)、そのうち約3 分の2 は女性。

9 月18日 敬老の日

日本の人口は1 億2,693 万人(2016 年)、65 歳以上の高齢者は3,459 万人で高齢化率は27.3%。

9月の活動(主なもの)

1日
徳島県部落解放講座
4日
事務局会議
5日
県じんけんフェスタ審査会
6日
JR四国職員研修会
7日
人権研修ツアー・1日目
8日
人権研修ツアー・2日目
9日
倉敷市味野人権推進委員会研修会
13日
香川労働局打ち合わせ(人権ゼミナールについて)
宇多津町打ち合わせ(人権ゼミナールについて)
14日
丸亀市打ち合わせ(人権施策推進審議会について)
15日
高松市立鬼無幼稚園保護者人権講演会
19日
県産業政策課打ち合わせ(企業人権研修会について)
22日
さぬき市役所打ち合せ(企業人権研修会について)
26日
三豊市打ち合わせ(市民意識調査の結果分析について)
27日
部落解放同盟香川県連合会結成60 周年記念式典
29日
丸亀市人権施策推進審議会/東かがわ市人権学習講座
30日
西条市大町会館研修会
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