2015年2月
2月の動向(主なもの)
2日
| 香川人権啓発企業連絡会情報交換会
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3日
| 坂出市幼小中人権・同和教育研究会と打ち合わせ
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5日
| 小豆島町職員研修会/小豆島町人権・同和教育指導者養成講座
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10日
| 推進員研修会(丸亀会場)
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12日
| 推進員研修会(丸亀会場)
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13日
| 推進員研修会(丸亀会場)
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16日
| 推進員研修会(丸亀会場)
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17日
| 推進員研修会(高松会場)
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18日
| 推進員研修会(丸亀会場)
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19日
| 推進員研修会(丸亀会場)
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20日
| 推進員研修会(高松会場)
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22日
| 徳島県美馬市教育委員会木屋平支所研修会/愛媛県砥部町教育委員会研修会
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23日
| 坂出市幼小中人権・同和教育研究会研修会
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24日
| 推進員研修会(高松会場)
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26日
| 推進員研修会(高松会場)
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28日
| 人権立県研究会
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推進員研修会
「公正採用選考人権啓発推進員研修会」のこと。新任者とベテラン向けの2コースを実施。新任者は①推進員制度の目的と役割について②最近の人権情報について、それぞれ講話が行われる。ベテラン向けは①採用をめぐる問題事例について②企業内人権研修や啓発のノウハウについて、それぞれ講話が行われる。丸亀会場では初任者は点字名刺づくりの体験、ベテランは新しい部落史観の研修を追加。第一講話は香川労働局、第二講話は香川人権研究所が担当する。かつては1日だけ開催していたが、2月~3月のゾーンをとって参加しやすい日程にしている。コース別を採用して参加者の意欲を高めるとともに、アンケートに基づいて参加者の要望に沿った内容に努めている。最近は参加が増加し参加者の固定化も見られる。
【2014年度の内容】
新任者向けコース
| ベテラン向けコース
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第一講話
| 推進員制度の目的と役割
| 採用をめぐる問題事例
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第二講話
| 最近の人権情報
| 企業内人権研修や啓発のノウハウ
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1975年、全国の部落地名、所在地、戸数、職業などを書いた差別図書『人事極秘部落地名総鑑』(写真)の存在が明るみになった。県内でも数社が購入していた。「大手企業や大手銀行などは管理職登用の際に厳しく身元チェックしており、調査依頼の内容はほとんど部落出身かどうか。他にも結婚や採用で身元調査を依頼されることが多く、『地名総鑑』を作れば必ず売れると考えた」と、同書発行人は企業の差別的な体質を証言した。
同和問題を正しく理解し、採用差別を解決するために1977年から「企業内同和問題研修推進員」が事業所に設置され、公正採用のシステムづくりが始まった。現在は同和問題だけでなく広い意味の人権啓発事業として発展し、名称も「公正採用選考人権啓発推進員」と改称された。従業員100人以上の事業所(香川の場合は50人以上)に推進員を置き、公正採用のシステムづくりと人権啓発のリーダー役を果たすよう厚生労働省は指導している。
同和問題を正しく理解し、採用差別を解決するために1977年から「企業内同和問題研修推進員」が事業所に設置され、公正採用のシステムづくりが始まった。現在は同和問題だけでなく広い意味の人権啓発事業として発展し、名称も「公正採用選考人権啓発推進員」と改称された。従業員100人以上の事業所(香川の場合は50人以上)に推進員を置き、公正採用のシステムづくりと人権啓発のリーダー役を果たすよう厚生労働省は指導している。