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盲導犬 いよいよ4月1日から障害者差別解消法が施行されます。同法は障害を理由にした差別を禁じ、障害者に対してできる限り配慮し不利益を与えないようにする工夫(「合理的配慮」と呼ぶ)を社会全体に求めています。特に公的機関には合理的配慮を法的義務としています。障害者はどんな配慮を求めているのか、ここでは盲導犬利用者からの声を紹介します。



盲導犬に対する対応 社会福祉法人 日本ライトハウス行動訓練所

盲導犬に出会ったら・・・



 人間と同じようにあまりじろじろ見られると落ち着かないものです。歩いている時も、じっと主人を待つ時も同じです。犬をこちらに向かせようと声をかけたり、舌を鳴らして注意をひくのもやめて下さい。仕事中に気が散ると使用者を障害物にぶつけてしまったり、溝に落としてしまったりしてとても危険です。



補助犬同伴可 盲導犬使用者の方はハーネスから伝わる犬の動きで、道の状態や犬がよそ見をしていないかなどを判断しています。人間が大好きな犬たちですから、触ったり触ろうとして近寄ったりするとついそちらを向いてしまい、仕事に集中できなくなります。仕事中に気が散れば使用者の方が危険にさらされることにもなります。犬には手がありませんから触られたくないところに触られれば口を使って「やめてよ」と、くわえるかもしれません。決して噛まないようにしつけていますが、くわえられたのを噛まれたと勘違いされることもあります。どうしても触りたい場合には、必ず使用者の方に「さわってもいいですか?」と、一言ことわって了解を得てからにして下さい。



 主人のためにけなげに働いているのでご褒美をあげたいと盲導犬にエサをやりたがる方がいます。これは絶対にやめて下さい。盲導犬は使用者の方が決まった時間に、その犬を健康に保つのに一番望ましい量の食事を与えています。そうすると、犬もだいたい決まった時間に望ましい状態の排便をすることになります。不用意にエサを与えてしまうとそのリズムが崩れ、歩行中や建物の中など排泄してはいけない時にもよおしてしまうことになります。使用者の方も困りますし、犬にとっても迷惑です。



 盲導犬の使用者の方々は目が見えません。たとえ知らない人が盲導犬にエサを与えようとしていたり触ろうとしたりしていてもわかりません。そういった場面を見掛けた時には「盲導犬にはしてはいけないのですよ」と言って頂くと助かります。


※飲食店へのお願い

補助犬同伴可 同伴での入場をお願いします。飲食店・劇場・ホールなどの出入にはまだまだ制約があります。「お預かりします」と、連れて行かれてしまうのは目を奪われたのも同じです。恐がる必要も心配することもありません。どうか、主人と一緒にいさせて下さい。
 テーブルの下などに食べ物が落ちていると、拾い食いを覚えてしまいます。また、中には犬に食べ物を与えようとする方もいらっしゃいますが、しつけが崩れてしまうので絶対に与えないで下さい。視覚障害者の方が入ってこられたら、席まで手引きで誘導して下さい。椅子とテーブルを手に触れさせて頂ければ、一人で席に着けられます。お膳やお皿の配置や中身については説明をお願いします。


※ホテルなど宿泊施設へのお願い

 飲食店と同じく、宿泊する部屋に一緒にいさせてあげて下さい。部屋の配置を説明して下さい。部屋ではおとなしくしているように訓練されています。抜け毛などにも使用者が気を付けるようにはしていますが、季節の変わり目などにはどうしても抜ける量が増えます。どの程度抜けるのか、どこで抜けているのか使用者は見えないのでわかりませんから、抜け方がひどい場合は教えてあげて下さい。排泄は決まった時間に使用者の号令でするようしつけられています。ですから、宿泊する場合にはそこから近くて排泄できそうな空き地などを教えて頂くと大変助かります。排泄の失敗、人間に対して吠える、噛むなどは決してしません。むやみに怖がる必要は全くありません。その他、特に気を使われることはあまりありません。むしろ他のお客様と同じように接して頂ければけっこうです。


※盲導犬に出会った時、どうしたら良いですか?

 盲導犬は盲人が使用する白杖と同じだと考えて下さい。白杖と一緒にお店に入ることを断るところはありません。白杖に呼びかけたり、エサをやったり、舌を鳴らして呼んだり、触ったり、じっと見つめたりする人もいません。


※お願い

 盲導犬を同伴して利用できる施設やお店にステッカーを貼って頂けませんか(縦14cm×横12cm)。ご連絡下さればステッカーとポスターをお送りします。


■社会福祉法人 日本ライトハウス
視覚障害リハビリテーションセンター 行動訓練所 (盲導犬訓練部)
[TEL] 0721−72−0914 [FAX] 0721−72−091

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