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見て見ぬふり21% 差別言動への態度

効果的な人権啓発の手法 箱廻しとは、木偶(でこ)人形を入れた箱をテンビン棒で担いで各地を廻り、祝福芸を行なう伝統芸能のことです。人形の操作や口上を一人で演じる人形浄瑠璃の一種です。
徳島県内では1960年代に途絶えてしましたが、芝原地区の若者たちによって90年代に新たに復活しました。芝原地区では女性が担います。箱廻しの中でも「三番叟」(さんばそう)や「えびす舞」と呼ばれる演目は、旧正月に各家庭を廻って幸せを祈願する祝福芸能で、昔から部落が担ってきました。その理由は、部落の先祖がきよめ役だったからです。松の内に各家庭に招かれたのは、「神の使い」と見られていたからです。
従来は、部落差別の起源は江戸幕府が作った身分差別であるとする「近世政治起源説」によって説明されてきました。しかし、1990年代に起きた「部落史の見直し」を経て、2002(平成14)年度には部落の起源に関する教科書の記述が変更されました。現在の同和教育の中では、「中世のきよめ役」に対して社会が尊敬すると同時に距離を置こうとする意識があったことを当時の差別意識と考えています。斃牛馬(死んだ牛や馬)の処理や犯人逮捕、処刑、腑分け(遺体解剖)なども人が嫌がる仕事をさせられていたのではなく、きよめ役だから担ってきたのです。教育現場では部落問題に対するイメージ転換に努めています。

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